こんにちは、りんです。
私は夫とシニア犬2匹と一緒にZiL520で車中泊旅をしていて、旅の思い出をブログに書いています。
昨年末ですが、ふもとっぱらへ車中泊キャンプへ行ってきました!
ふもとっぱらは『キャンパーの聖地』と言われているキャンプ場で、キャンプをする人なら誰もが憧れるキャンプ場。
『キャンパーの聖地』と聞くと、キャンプ慣れしている人が行くところのようなイメージがあったのですが、
車中泊キャンプ歴2年目で、訪れたことがあるキャンプ場はたったのふたつのリンファミリー。

わたしたちのような初心者でも行って大丈夫?



年末で人が多そうだし、フリーサイトでうまく自分たちのキャンプ地を見つけられるか心配。
予約を取れた喜びとともに、正直こんな不安感も。
でも、やっとの思いで予約の争奪戦に勝ったので、思い切って行ってきました!



結果、めちゃめちゃ楽しめました(笑)
今回のブログでは自分たちの備忘録も兼ねて、ふもとっぱらでの車中泊キャンプについてまとめました。
キャンプ初心者目線のふもとっぱらの感想や、失敗したこと、こうしたらよかったところなど、ふもとっぱらでの車中泊キャンプの参考にしていただければ嬉しいです。



私たちのキャンプスタイルは、キャンピングカー(キャブコン)車中泊、シニア犬2匹連れです。
率直に!ふもとっぱら車中泊キャンプの感想
良かったところ5つ
富士山がめちゃめちゃ大きく見える!
ふもとっぱらと言えば、富士山のロケーション。
広大なサイト区画からは、どこからでも富士山を見ることができる上に、富士山がすごく近かったです。



時間の経過と一緒に変化していく富士山の表情は、ずっと見ていられる美しさ。特に夕日に染まった富士山は感動的な美しさでした♪
みなさんはどの富士山が好きですか?^^








もちろんお天気で見えない日もあるので、スッキリ見えたことにすごく感謝です!



ちなみに富士山が見える確率が高い季節は冬(11月〜2月)そしてふもとっぱらからダイヤモンド富士が見れるのは3月3日だそうです。
レストランの食事が美味しい!
ふもとっぱらにあるレストラン金山テラス。
ふもとっぱら滞在中に『ハンバーガーを絶対食べよう!』と決めていました。


一面ガラス張りの金山テラス、店内からはもちろん富士山が見えます。
ちょうど窓際の席が空いていたので、店内でいただきました!


念願のハンバーガー♪



めちゃめちゃ肉肉しくて食べ応えがありました。豚肉が混ざっているので、ジビエ初心者でも食べられる味だと思います。
鱒フライバーガーもすごく良い鱒で、両方注文してよかったと思う美味しさでした!
そして食べ過ぎ承知で、鹿肉のトルティーヤも↓





たっぷり入った鹿肉が最高!売り切れ必至のメニューで、ジビエが好きな人はハマる一品だと思いました。
この他、いちごスムージーやハンバーガーのセットのフライドポテトを食べましたが、どれも最高に美味しかったです♪
本当にキャンプ場のレストランなの??と思うくらいクオリティが高かったように思います。
ごちそうさまでした。



私たちはちょうどお昼頃にレストランへ行きましたが、長蛇の列でした。売り切れになっているメニューがいつくかあったので、絶対食べたいものがある時は早めに行くことをオススメします。
金山テラス
営業時間:10:00〜17:00
フードラストオーダーは14:30
水曜日のみ10:00〜14:30
ガラスに反射している富士山も素敵でした。


キッチンカーも時々来るようで、この時はクレープ屋さんでした↓


もちろん美味しかったです♪
トイレが綺麗!
ふもとぱっらにはトイレが3ヶ所あります。
中でもキャンプ場のほぼ中央にある草原中央トイレは、キャンプ場のトイレとは思えないほどの快適さ。


私たちは基本的に車中のトイレを使いますが、ここが快適すぎたので、散歩がてらトイレを使わせてもらっていました。
また、キャンプ場のトイレって夜間ちょっと怖いと思うことがあるのですが、ここは子供やキャンプ慣れしていない人も、安心して使えるような雰囲気だと思いました。
温泉がある!
なんと!キャンプ場に温泉があるなんて、すごすぎると思いませんか?
私たちがこれまで行ったことのあるキャンプ場は、シャワーのみ。
それでもとてもありがたいのに、温泉があるなんて!!!なんという贅沢!!!


冬キャンプは体が冷えやすいので、温泉に浸かれるのは最高の幸せ。
しかも入浴料は無料!
キャンプ場滞在中なら、いつでも(営業時間内)何回でも温泉につかれるなんて、すごいサービスだと思いました。
敷地がめちゃめちゃ広い!
A〜Qまであるふもとっぱらのキャンプサイト。
はじめてのフリーサイトキャンプだったので、良い場所が確保できるか心配していたのも取り越し苦労。
ちょっとしたテント村のような雰囲気があるほどの広大さなので、どこかに絶対自分のキャンプ地はあります!





私たちはEサイト。売店や温泉からの距離がほどほどのところにしました。



草原中央トイレの近くが人気のサイトのようで混み合っていました。特にB、C、M、Nが多かったように思います。
そして広い敷地内はお散歩し放題。
犬連れでキャンプを楽しんでいる方がたくさんいて、ほっこりした気持ちになりました。





みんなでキャンプ、最高だな!
微妙だったところ3つ
私たちがふもとっぱらキャンプをしたのは12月28日〜29日。年末休みで一番混み合っている時期でした。
季節や混み具合で微妙なことは変わると思いますが、実体験をもとに感想をまとめました。(個人の感想になります)
温泉は小さめ?!
よかったところのひとつでもある温泉。
キャンプ場の予約が常に満員のこの時期、お風呂はもちろん大混雑です。



元々こじんまりとした温泉なのですが、洗い場は10ヵ所以上あったように思います。それでも少しだけ空き待ちをしました。
湯船は8人くらいは入れるほどの大きさなので、かなり芋洗い場感がありました。
夫の話を聞くところによると、男湯はもっと混雑していたよう。。。



夜に1回、昼に1回入りましたが、どちらも大混雑でした。
キャンプ場が混雑している時期は仕方ないことですが、印象に残るくらいの混み具合(苦笑)
それでもキャンプ場で温泉に入れるのは、ありがたいことです。
もちろん人がもっと少なかったら、広々のびのび入れると思います!
靴が汚れる!
冬は芝が枯れている時期なので、地面が砂のところが多く、砂埃で靴がめちゃめちゃ汚れました(苦笑)
犬たちとのお散歩やお風呂に行くときなど、歩くことが結構多かったこともありますが、汚れが落としやすい靴をたまたま履いていたので問題なかったです。
また、地質の性質上ふもとっぱらは雨が降るとぬかるみやすいようなので、キャンピングカーはスタックに要注意だと思いました!



スタックした跡をところどころ見かけました><
水道は水のみ。。。
冬のキャンプ場の水場は、『氷水?!』っていうくらい冷たい水になります。
お水を使えるだけとてもありがたいのですが、ゴム手袋をしていても手がかじかむほどの冷たさでした。



特に気温が下がってくると、洗った側から水滴が凍ってました。。。


時々突風が吹く!!!
風が強いことで有名なふもとっぱら。
Youtubeなどでふもとっぱらでテントが壊れましたという動画をよく見かけますが、それほどの強風が吹くそうです。
私たちが訪れた1日目、時々びっくりするような突風が。



ふもとっぱらでは風速4m /s以上は焚き火が禁止。時々突風が吹くような時に焚き火をしていましたが、続けても大丈夫かな?という不安が少しありました。
キャンプに慣れていないこともあり、判断が難しかったです。



この時、周りのキャンパーたちは普通に焚き火をしていたので、私たちもそのまま継続しました。特に問題はなく、風も時期に収まりました。
ただ翌日には、強風の予報なので焚き火をしないでくださいというアナウンスがあったので、本当に危ない時は案内があるのだと知って安心しました。
判断が難しかったら、スタッフに尋ねてもよかったのかなーとも思います。
悪かったところ1つ
はじめてのフリーサイト。
その名の通り、テントを設営する場所が自由です。
テントの種類によっては、ガイロープを長く貼って固定するものがあるようで、テントからかなり離れたところにペグが打たれていたりします。
私たちはテントのことをよくわかっていないので、ペグにつまづいて転びそうになりました。。。
明るい日中につまづいてしまったので、夜間はもっと危険!
中には目立つ色のペグを使用していたり、夜間に光るペグがあったりと、歩く人に配慮をしてくれているキャンパーさんもいます!
しかし、皆んながそうなわけではないので、フリーサイトを歩く時は足元に注意です!!!
キャンピングカーキャンプ 失敗したこと
焚き火失敗
キャンプの醍醐味、焚き火。
これまでキャンプで何回か焚き火をしてきましたが、今回はじめて失敗しました。



楽しみにしていただけに、かなりショック。
今回、私たちの焚き火失敗の原因について、振り返ると同時に解決策もまとめたいと思います。


低温時の焚き火は工夫が必要
焚き火用の薪はキャンプ場で購入できることが多く、今回もふもとっぱらで薪を購入しました。
針葉樹と広葉樹の両方を購入。


この針葉樹と紅葉樹、それぞれ特性に違いがあります。
針葉樹:火がつきやすい
はやく燃え尽きる
広葉樹:火もちがよい
ゆっくり燃える
焚き火はこの特性を活かして燃やすとうまくいくのは知っていたのですが、今回はじめての冬キャンプ。
広葉樹に全然火が付かなかったんです!!!
そうこうしている間に着火用の木がなくなり、着火剤も使い切り、一旦焚き火は断念。
外気温がマイナスのめちゃめちゃ寒い中での焚き火だと、これまでと同じようにしていても全く火が持ちませんでした。


そこで冬の焚き火の方法を調べたところ
・焚き火台の中に薪で上底を作る(焚き火台からの冷気を防ぐため)
・着火剤、焚き付け用の木を多めに用意する(たくさん燃やして焚き火台の熱を上げる)
・広葉樹はたくさん入れすぎない(細めのものから少しずつ入れる)
・強めのガスバーナーを使う(文明の利器に頼る)
翌日の朝、この方法で焚き火リベンジをしましたが、無事成功しました!



焚き火がなくて暖が取れず、めちゃめちゃ寒い夜になってしまいましたが、この失敗で焚き火に詳しくなれてよかったです。
キャンプ飯失敗
せっかくキャンプ場に来たからには、キャンプっぽい雰囲気を味わいたくて、つい外にいたくなりませんか?(笑)
今回、焚き火を失敗したのもありますが、冬のキャンプ場は想像以上に寒かったです。
※ちょうど寒波が来ている時期でした
このキャンプのために防寒具をいろいろ準備して、外でキャンプ飯を楽しむ意気込みは十分だったのですが、結局めちゃめちゃ体を冷やしてしまいました。
キャンプ飯の味は全く問題なかったのですが、冷えてしまったということでキャンプ飯の失敗です。
寒いときは車中で過ごす!
キャンプ地を決めて、お昼ご飯を食べて、焚き火をして、、、といかにもキャンプ!という感じで過ごしていたのですが、犬たちがどうにも寒そうだったので早々に車中に避難しました。


私たちも寒かったのですが、どうしても外でおでんを食べたかったので、防寒をしながら夜まで外に。


寒い中食べるおでんは、最高に美味しかったのですが。



ウェットティッシュが凍りつくほどの寒さだったので、ちょっと辛かったです。。。



焚き火で暖が取れたらもう少しマシだったようにも思いますが、この日は−6℃まで気温が下がるほどの夜でした。。。
(おでんの時は−2℃くらいでした)
謎に痩せ我慢をしてしまい、おでんを食べたのに体はあまり温まらず。。。
このあと温泉に入って生き返ったのでよかったのですが(温泉に感謝)これを機に、寒い時は無理せずに車中で過ごそうと心に決めました。





車中からでも絶景は楽しめるね♪
駐車の向きを間違えた
キャンプ地を決めて、いざキャンプ!
最初はサイドオーニングを出すことも踏まえて、富士山に対して正面向きに駐車しました。
富士山を見ながら焚き火をしたり、キャンプ飯を食べたりというイメージです。



この時はまだ、『外で過ごすぞ!』という意気込みがありました!


しかし、この日めちゃめちゃ寒くて、外で過ごすのがあまり現実的ではなかったので、早々に車の向きを変更しました。
車中から富士山を眺められるように↓


椅子やテーブルも一緒に移動して、この形に落ち着きました。



エントランスが反対側になってしまいますが、ZiL520はこの向きがベスト!


何組かキャブコンで来られている方を見かけましたが、大半のキャンピングカーはこのフォーメーションでした。
キャンピングカーキャンプのデメリット(フリーサイト)
今回フリーサイトのキャンプ場での車中泊キャンプをしてみて、ひとつ思ったことがありました。
それは、気軽にお出かけができないことです。
キャンピングカーがテントの役割をするので、テントを張る必要がないことがメリットなのですが、フリーサイトではそれがデメリットになります。
せっかくお気に入りのキャンプ地を確保しても、車でお出かけをしたら、また同じ場所を確保できるとは限りません。
特に混雑している時期は、いい場所が見つけにくくてサイト内を彷徨うハメにも。。。



サイト内をぐるぐる周回している車が多かったです。
キャンプのついでに観光に行ったり、近くの温泉へ行ったり、買い忘れがあってお買い物へ行ったりなどは、キャンピングカー車中泊では難しいように思いました。
また、サイト内の奥まったところ(通路から遠いところ)をキャンプ地にするのも、やや難易度が高そうに思いました。



私たちは、Eサイトの通路よりのところをキャンプ地にしました。
オートフリーサイトは車やテントが混在しているので、帰る時のことも考えてキャンプ地を確保しました。


それでもふもとっぱらは、めちゃめちゃ広いので、必ずどこかに良い場所はあります。
もし途中でお出かけしても、違うところをキャンプ地にすれば良いので、それはそれで楽しいかもしれません。
ふもとっぱら車中泊キャンプまとめ
初めてのふもとっぱら車中泊キャンプ。
トータルの感想は絶対また行きたいキャンプ場!です。
最初に抱いていた
初心者でも大丈夫?
フリーサイトで良いキャンプ地が確保できる?
なんて不安感は、全くの杞憂でした!
どでかい富士山がどこからでも見えるロケーションはもちろん、レストランがあって、温泉があって、綺麗なトイレがあってと、むしろ初心者に優しいキャンプ場だと思いました!
フリーサイトで一番混雑している時期でしたが、キャンパー同士の間隔はかなり広く取れるので、狭苦しい感じもなくゆっくり過ごすことができたように思います。
今回は1泊&デイキャンプだったのですが、次は連泊してみたいです。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。




ふもとっぱら
住所:静岡県富士宮市麓156
予約はネットのみ
ペットOK
ーおまけー
ふもとっぱらへ来る前日の上信越自動車道。
除雪が追いつかないほどの雪が降ってきて、めちゃめちゃ怖かったです。。。






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